禁止!!禁止!!
成長を妨げているネガティブな暗示を心理学では、「禁止令」といいます。
自分が無意識に自分に掛けている心のブレーキのことなんです。
人の行動には、無意識にいろいろな禁止令が掛けられていることが多く、そのことに気づくのは容易なことではありません。
人の行動には、無意識にいろいろな禁止令が掛けられていることが多く、そのことに気づくのは容易なことではありません。
これは親、あるいは、それに類する大人と子どもの間で交わされるコミュニケーションの中で、ジェスチャーや大人の顔色など言葉にはならない無言の圧力として子どもにバトンされてしまう。
例えば、
仕事から帰ってきて晩御飯の支度をしている母親は疲れていて、子どもがまとわりついてくるとイライラして、「おりこうさんだから、あっちで遊んでてちょうだい」と子どもを避けます。
この時、母親は無意識に、「私にまとわりつくな!」というメッセージ(禁止令)を発しているのです。
このようなことが滅多になく、たまになら何ら問題はありません・・・。
問題なのは、このようなことが続くときです。
子どもは、「自分は邪魔者なんだ」と思い込み、自分は母親にとっては、OKでない存在なのだと
思い込んでしまいます。
そして、
思い込んでしまいます。
そして、
他人に対しても自分は、OKではないというふうに思い込み自分の中に閉じこもるようになります。
もう1つ例を挙げますね。
子どもが、お友達とケンカをしました。
◯◯ちゃんにひどいことを言っちゃったなぁ、今から謝りにいこうかな・・と思っていたとします。
しかし母親が、
「あなたは悪くないわよ!◯◯ちゃんが悪いんだから・・・」というふうに、いつも親からの心理介入を受けていると、その子どもは、「自分は、お友達に悪いことしたなあ~と思っているが、そういうふうに、自分が感じるままに感じてはいけないの・・と自分が素直に感じることを封印(禁止)してしまいます。
子どもは、
子どもは、
親の言っている言葉より親の顔色(しかめっ面)や態度や行動から親の本心を読み取りその禁止令を自分にかけてしまうのです。
表面的には肯定されているが、しかし実際は否定されている・・・
表面的には肯定されているが、しかし実際は否定されている・・・
ということが、無意識の中に蓄積されてゆきその人間の行動を無意識から規制してしまうのが禁止令です。
多くの人が、大人になって、どうして自分はこうなってしまうのだろう・・・と自分の対人関係の反応や傾向を自分では理解できないでしょう。
しかし、
そうなってしまうことの原因の1つが、「禁止令」。
禁止令には、大きく13種類ありますが、今日はその中の2つを少し書きたいと思います。
「成功するな」という禁止令
せっかく努力しても成功しそうになると、不安や居心地の悪さが起きてきて自分の成功を自分で壊してしまいます。
「存在するな」という禁止令
「存在するな」という禁止令
親が愚痴をたらし、その子どもさえいなければこんなことにはならなかった、と言うようなニュアンスの事や態度をしめしたりあんたのせいでこうなった、というような言葉を子どもに浴びせたりするとその子は本当に健気にも、自分は生まれてこないほうがよかったのだと自分の全否定をしてしまいます。
うつ病になる人や、自殺願望がある人などは、子どもの頃にこういう傷をうけてしまい自分で責任を負い、自己否定してしまうのです。
禁止令は、無言で渡されるものですが、そうではなく「親の言葉」としてはっきりと子どもにバトンされる禁止令があり、それを、「対抗禁止令」といいます。
「対抗禁止令」には5つあります。
①完全であれ
②強くあれ
③一生懸命にやれ
④急げ
⑤他人を喜ばせよ
上記の5つの中に、親に頻繁に言われた言葉はありますか?
これらの言葉の暗示により、追い立てられるように、そうでなければならないと思い込み、そのような自分になろうとします。
生きづらく苦しいほど追い詰められた生活をしていませんか?
生きづらく苦しいほど追い詰められた生活をしていませんか?
禁止令を解く方法
「禁止令」を解くには、その反対のことを、「しなければならない」と強要するのではなくて、「~してもいいんだよ」とパーミッションすればいいんですよ❣❣
❤パーミッションについては、下記のブログを読んでみてくださいね❤
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