2016年9月25日日曜日

非行少女と社交不安障害

子ども時代・思春期


社交不安障害の人は、子ども時代や思春期に仲間との満たされた関係を持っていた、ということが少ない。




いじめられた
からかわれた
無視された

というような経験を持っている人は多い。


もちろん、

社交不安障害という病気になった結果として対人関係が希薄になる、ということもある。

また、
自意識過剰になった結果として自分が無視されていると感じることもある。



私は、、、、
「拒絶」は社交不安障害の結果ではなく、きっかけになると思っています。

いじめや無視など拒絶されるような体験が社交不安障害につながるということは事実なのだと思います。


思春期の場合、社交不安障害が「非行」につながるというケースもある。


事例


Dさんは、高校時代、答えがわかっていても授業中に手を挙げなくなりました。

実際に彼女は優秀だったのですが、何か愚かなことを言ってしまいクラスメイトに笑われたり、教師に見放されたりするのが恐かったのです。

彼女は、元々成績が良かったため、そんな態度が教師の目には「授業をバカにしている」というふうに映り、プライドが傷ついた教師は、Dさんのことを冷たく扱うようになりました。

そんなころ、Dさんの寂しさや自信のなさを埋めるような形で優しくしてくれたクラスメイトがいました。

実は、そのクラスメイトは地元の非行グループに入っていました。

Dさんは、その優しいクラスメイトに誘われるがままにグループの一員になりました。

そのクラスメイトとともにDさんは不登校になり、いわゆる非行少女になりました。

仲間に溶け込みたい、認めてもらいたい、という一心で、薬物も使用してしまいました。




Dさんのようなケースを「非行少女」ではなく「社交不安障害」として見るのは難しいでしょう。

Dさんの場合は、教師による拒絶以前に社交不安障害が発症していたようです。

でも、

周囲がもっと適切に関わっていたら、薬物を使用するところまでは進まなくて済んだかもしれません。

Dさんの例のように、思春期の非行には、不安障害やうつ病など精神科の病気が背景にあることがあります。

Dさんの場合は、居場所を求めてのことでしたが、非行という仮面をかぶってしまえば、実際の自分を見せずに済むという理由で非行を続ける社交不安障害の人もいます。

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