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2016年9月15日木曜日

恐怖する状況に直面したときの反応

不安反応


恐怖の状況に直面すると、社交不安障害の人には「不安反応」と呼ばれる反応が起きる。




まず、主観的な不安を感じます。
その焦点は・・・

・他人にジロジロ見られるのではないか。
・恥をかいたり侮辱されたりする結果になるのではないか。



自分が何かバカなことを言ったり、上手く話せなくなってしまったり、固まってしまったり、大失敗をして評判を損ねたりするのではないかと想像することもあります。

つまり、

社交不安障害の人の不安の本質を簡単に言うと、人からのネガティブな評価を恐れるということなのです。

「人から批判されるのではないか」と明確に自覚していることもあれば、単に曖昧な不安として感じていることも少なくありません。

社交不安障害の人は、一般に「自意識過剰」などと言われるものですが、ネガティブな評価という面でのみ敏感な「自意識」を持っていると言えます。

そして、

「自意識過剰」と言われることも一つのネガティブな評価ですから、「自意識過剰」と言われないように、と自意識過剰になる・・・・

という悪循環に陥っています。



主観的な不安の他に、身体症状が起こることも多いのです。

動悸
発汗
震え
胃腸の不快感
下痢
筋肉の緊張
赤面
ほてり・・・・など。



身体症状の著しい例としては、パニック発作が起こる人もいます。

パニック発作だけでなく、身体症状は全般に、その状況における不安を増すことが多いです。


「相手とのやり取りの中で自分が恥ずかしいことをしてしまうのでは?」
「その結果として相手からネガティブな評価を受けるのでは?」

この「本来の」不安以上に、、、、

「不安反応としての身体症状が他人に他人に気づかれるのでは?」
「その結果として相手からネガティブな評価を受けるのでは?」

という不安に焦点が当たることになる。



何と言っても、身体症状は目に見えるものですし、基本的には自分でコントロールすることができません。

ですから、

社交不安障害の人が身体症状をとても気にするのは当然のことであると言えます。

そして、

一般に、不安反応を気にすればするほど、不安が強まり、不安反応そのものもひどくなる、という悪循環が成立する。




身体症状

身体症状は、不安によって自律神経系のバランスが変わることで起きる。

簡単に言えば、その状況を「危険」と認識したときに生物としての人間に起こる反応にすぎず、本来はその「危険」から逃れるために身体の機能を集中させるシフトなのです。

身体症状そのものに病的な意味があるわけではありません。

POINT

ポイントはその状況を「危険」と認識した、というところにあります。

分かりやすく言うと、「危険」に対する不安反応そのものは適切だけれども、「危険」のセンサーが少しズレてしまっている、という感じ。

本当は危険ではない状況なのに「危険」というセンサーが働いてしまって、身体が「危険対応モード」になってしまうのです。
 

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