2016年8月16日火曜日

「私は病気ではない」と言う感じ方が特徴

病気なのに病気扱いされていない人




「自分が恥をかかされたり、恥ずかしい思いをしたりするような形で行動することを恐れる」

これが、社交不安障害の中心となる基準ですが、その核となるのは、恥ずかしい思いをすることや、自分が「弱い」「どこかおかしい」人間であることに他人が気づくのではないか、ということです。

クライエントさんの多くは、「本当の自分」を知ったら、他人はきっと自分のことを嫌いになるだろうと思っています。

他人が気づくのはもちろん、自分の外面を通してですから、「自分がどう見えるか」をとても気にします。



自分の身体や声が震えていることに他人が気づくのではないかと恐れ、人前で話すのを避けることも多いです。

人前で字を書いたり、飲食をしたりするのを避ける人もいますが、それは手が震えたりぎこちない食べ方をしたりするのを見破られて自分が「変な人間」であることが露見してしまうのを恐れてのことです。


正常な生活が障害されている


明らかに自分にとって必要なことやプラスだと思われるようなことでも、不安のために見送らざるをえないような状態だと考えてください。

つまり、

生活がかなりの程度、不安によって制限されているということです。

社交不安障害の診断基準が全て当てはまっており、それらの症状が他の原因(薬物など)によるものでなければ、社交不安障害である可能性は高いでしょう。

診断基準については、以下のブログを読んでくださいね❣
➡「社交不安障害 診断基準





※注意※
本当に「社交不安障害」という診断を下すには専門家による面接が必要です‼

どこからどこまでが社交不安障害かということについてはいろいろな議論があり、専門家の間でも決して意見が統一されているわけではありません。

あくまでも本人の主観に基づいて診断すれば、かなりの数の人が社交不安障害として診断されることになりますが、それについて批判的な人もいます。

誰でも安易に病人扱いして薬を飲ませようとするのはけしからん、という意見にはもちろん賛成です。



実は、

社交不安障害の場合、「病気でない人が病気扱いされている数」よりも、「病気であるのに病気扱いされていない人の数」の方が圧倒的に多いと感じています。

それは、

病気として知られていないということもありますが、それ以上に、「自分は病気だと思わない」という感じ方も社交不安障害の特徴だからです。

自分は人間として出来損ないなのだ、と感じている人がとても多いのです。



どんな病気でも診断は正確にすべきで、それは社交不安障害も例外ではありません。

私は、診断を受けに足を伸ばせない方が、「病気」という考え方を採用することによって得られるメリットをブログを通して理解していただけたら嬉しいです。

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