2016年5月20日金曜日

薬物療法と心理療法

うつ病/社交不安障害の治療



社交不安障害の人が、うつ病も同時に抱えていることが多い。


社交不安障害の治療として、薬物療法と心理療法のどちらも効果があると示されている。


薬物療法として主に抗うつ薬が用いられている。

うつ病を自覚していない社交不安障害の人でも抗うつ薬を効果的に用いているようだ。

私は、主治医の先生と密に連絡を取り合いながら心理カウンセリングを進めている。

主治医の先生から、とくに重要なことは毎回丁寧な支持をいただく。

「抗うつ薬は十分な期間飲むことが重要で、社交不安障害・うつ病の症状が〝よくなった〟と思ってからも1年間は服用した方が再発を減らせる」

この事実をしっかり頭に入れている。




ですから、〝よくなった〟と思い心理療法は終結しても、薬物療法はしっかり続けてもらうように私からもクライエントにお願いをしている。

薬物療法は、効果が早いことにメリットがあるし、薬を飲める状況の人(妊娠や授乳をしていない人など)は、試してみる価値があります。

でも、どんな治療法であれ、すべての人に適しているわけではないので、薬の効果が出ない人もいるようです。

また、服薬を中止すると症状が再発する人も多いことが知られているので、心理療法と組み合わせて用いることが望ましいのです。




心理療法(精神療法)

うつ病・社交不安障害に対してもっとも確立された心理療法としては、「認知行動療法」が知られている。

認知行動療法というのは、認知(物事の捉え方)に焦点を当てた認知療法と、恐怖する状況に段階的に慣れていく行動療法を組み合わせた療法です。


不安は感情ですが、その感情を生み出しているもととなっている考え(認知)があります。


人が自分をチラリと見た時に、「この人は私が出来損ないであることを見抜いているのではないか?」と捉えれば当然不安になります。


この際、問題は不安という感情ではなく、「この人は私が出来損ないであることを見抜いているのではないか?」という捉え方のほうにあります。

そういう捉え方を生み出すもとには、さまざまな思い込みがあり、「自分は決して好かれない人間だ」というような自分についての思い込みもあれば、「人間はどんなときにも有能に見せないとバカにされる」という人間についての思い込みもあります。

そういう思い込みが強い人は、他人の言動をネガティブに捉えやすいものです。



次回のブログでは、社交不安障害の人への認知療法的アプローチとこ行動療法的アプローチの仕方をお話ししますね!!



0 件のコメント:

コメントを投稿

千年に一度の「暗号通貨バブル」って?

こんにちは💛 心理療法士の加藤絢子です! お知らせ 千年に一度と言われる「 暗号通貨(仮想通貨)バブル 」   知らない人が多い! だから、多くの人に知っておいてほしい!   雑誌名、 『 次世代の全...