2016年5月7日土曜日

完璧な主婦

夫と子どもに申し訳ない

うつ病になった。

不眠症になった。
寝つけれない。眠れない。

朝起き上がれない。
朝食が作れない。

眠れないのなら、いっそのこと寝ずに起きていれば夫と子どもに朝食を作ってあげられるのだろうか、という考えが頭をよぎる。

いいや、何もする気にならない。
無気力・・・。




ha-toさんは、うつ病のために家事が完璧にできないことを悩んでカウンセリングに訪れた。

「夫と子供に申し訳ない」
「夫は、私なんかと結婚したことを後悔しているに違いない」

こんな言葉を繰り返していた。

私は、「夫から結婚を後悔している」と言われたのですか?と質問をしてみた。

すると・・・

「別に・・・言われたわけではないのですが、でも・・・後悔しているはず」と言う。

ではなぜ、ha-toさんがそこまで思い詰めるのかと聞き進めていくと、夫の母親が〝完璧な主婦〟だったため、自分もそれを求められていると思っていたのだ。





つまり、ha-toさんは、夫から「完璧な主婦」という役割を期待されていると思っていたのだ。

本当にそんな役割を夫が期待しているのかということを確認してみたらどうかと勧めても、そんなことは「完璧な主婦」のやることではない、と拒否した。

ha-toさんの精神状態を心配してカウンセリングに同伴してきた夫に直接この件を確認してみた。

すると夫は・・・
「実家は、「完璧すぎて」窮屈で嫌だった」
「実家から抜け出したくてha-toさんと結婚した」

ということがわかった。

「完璧でなくてもいい」のではなく、「完璧だと困る」ということだ。

ha-toさんは、夫がはっきりと言ってくれたことで、だいぶ楽になった。



ha-toさんのケース

夫の期待を明らかにしてみるだけで事態が大きく前進。

「期待の不一致」が解決したのだ。

ha-toさんのように簡単なケースばかりでもなく、相手の期待を明らかにしてみたけれどもとても自分には受け入れられないということもある。

そんな時には、交渉をしていく。
交渉をしていくことで、相手からの期待を調整するのだ。



また、配偶者が「自分が暴力をふるうことを大らかな気持ちで受け入れてほしい」などという期待を確信犯的に持っている場合には、関係そのものを解消しなければならないこともあります。

〝DV〟は、許されない行為です!!!
カラダとココロに激しい痛みを伴う恐怖!

つまり、相手の期待を明らかにすることは最初のステップにすぎず、それに応じてどうするかを決めるのは、その次だということになる。



ただ、絶対に言えることは、最初のステップがなければ、次もないということです。

そういう意味では、相手が自分に何を期待しているのかは誤解がないように知っておく必要があります。


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