2016年5月26日木曜日

不安は必要な感情

不安という感情は異常なものではないよ





不安という感情は、人間が安全に生きていくためにはむしろ必要なもの。

社交不安障害の治療・施行において目指していくのは、「不安を感じなくなること」ではない。

病気が治った後も、不安を感じるべき状況では、不安に感じるでしょう。

当たり前のようなことですが、この点を明確に理解しておくことが、「不安に対して不安になる」という不安障害のひとつの側面の克服につながる。




自分の現状を位置づけ、今後の道筋をある程度把握できるということは、大きな安心につながるからだ。

不安の一つの恐ろしさは、「この先どうなるかわからない」というところにある。

その、「コントロールできない感じ」が怖いのだ。

治療・施行の目標は、不安を 「コントロール可能なもの」にしていくこと。

それは、
「不安を感じなくなること」ではない。
「不安を正当な感情として理解し、活用できるようになること」なのだ。



社交不安障害の人は、
「不安さえ感じなければ」
「震えさえしなければ」
「赤面さえしなくなれば」


これらの症状がなくなれば、何でもできるのにと思っていることがある。



治療・施行においても、「とにかく不安をなくしてほしい」と求めることがある。

心理療法で目指すのは、
「不安さえ感じなければ何でもできるのに」ではなく、
「ある程度の不安を感じながらも」 何かをすればそれが結果として不安を軽くすることである。


そうは言っても・・・
不安が強くなりすぎて自分が壊れてしまうのではないか、と心配かもしれませんね。

不安反応
中でも、強い身体症状は大変厄介なもの。。。

しかし、短期的にはどれほど強い不安を感じようと、そしてどれほど著しい不安反応が起ころうと、それは深刻な結果につながるわけではないということを知っておくのは重要だ。

身体症状そのものは、危機に瀕したときの自律神経の反応というふうに考えると理解しやすいでしょう。

「この状況は危険だ」というセンサーが作動すると、自動的に出てくる反応なのだ!!

治療・施行を通して調整していくべきものは、「センサー」の方である。

そして、危険を感知したときに自動的に出てくる反応の方は、本来は自分を守るために備わっているものであり、自分に害を与えるためのものではない、ということを常に頭に置いておくことも安心につながる。


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